アメリカ・アリゾナのパラダイスバレーに建てられた砂漠の地形や土地、自然の光と山の景色からインスピレーションをうけたレジデンス。

Architects: Kendle Design Collaborative   Photography: Alexander Vertikoff

Desert form, indigenous materials, natural light and mountain views inspire this home.

土、金属、コンクリート、ガラス・・・様々なマテリアルがまさに自然の砂漠の環境の中で踊るような遊び心溢れるインパクトある住宅のツアー!

道路からの外観。自然との融合がもうここから感じらます。今日は中に入らずまずは外観をぐるっとまわってみると。

The signature feature of this home is its floating roof canopy.

この家のシグネーチャーが!この家のシグネーチャー(特徴)は、地質やモンスーンの雲にインスパイアされた奇抜な屋根のキャノピー。このキャノピーは、インテリアのリビングスペースの中で低く始まり、180度の山の景色に向かってダイナミックに勾配をつけ、オーナーの要望でもあった壮大さと居心地の良さの両方を実現したデザインとなっています。

屋根と壁の間の空間は、昼光と風の調節を可能にしたデザインで自然な室内の快適性を提供するデザインコンセプト。

屋根と壁の隙間から差し込んだり、光の日差しの角度を計算して設置されたプールから反射したりして、この家のムードを自然光が変えるという緻密な設計。

主張強めのウッドは天井に。壁は優しいカラーのトーンでカッコいい素材を組み合わせながらバランスを取っています。アクセントカラーがオレンジなのが粋ですね。

時間帯によって様々な顔も持っているのも自然光同様照明もしっかりデザインされています。

自然に負けない、けれど勝ちすぎない。こんな絶妙な距離感と融合が素晴らしい建物でした。