タイの高級住宅プロジェクトの中にある住宅。質の高い自然な都市環境に適合するように高さを考え、材料を選び、配色を考え、オープンスペースの比率を割り出し、屋根の形状をデザインしたというかなりの計算されたというレジデンスのツアー!

Architects: Architects 49 House Design Limited   Photography : W Workspace

Its name, “Gable House,” is derived from this most visually recognisable roof form.

「Gable Roof」とは日本ではよくあるスタイル、切妻屋根のこと。この切妻屋根のインパクトからそのままプロジェクト名になった住宅です。

ガレージから室内へ向かうアプローチ。

圧巻のこの天井のデザインコンセプトは 「レッドカーペット」。ランウェイのように家のメインエリアに通じるよう演出されています。

これに「石造りのトンネル」 効果が加わり、一連の玄関・アプローチを通り抜けると、素晴らしい景色が広がります。このドラマチックな演出と明暗のコントラストが、この家の視覚効果を利用した1番のデザインポイント。この不思議な入り口は、ワクワクするような旅の感覚と、その途中でのドキドキする新たな発見のような感覚を与えます。

また、「熱帯」と「洗練」この二つをどう取り入れるかが設計の1番のポイントであり、焦点だったそう。中央の中庭のデザインは伝統的なタイの家の典型で、建物とプールの両方の創造的な組み合わせを生み出すためにC型のレイアウトにし(日本で言う「コの字型」)、自然光と自然換気の両方を効果的に家の内部に取り入れるように設計されています。

インテリアのコンセプトは、「リゾート感ある日常」

モダンでトロピカルハウスなインテリア空間とエクステリア空間の美しさをつくるために、同じような配色をさまざまな素材に適用したり、屋内と屋外の両方の空間で同じ素材を使用して統合感を。

プールエリアと繋がっているキッチンは、様々な状況に応じて空間をオープンに開放できるようにデザイン。

ホール・EVはモダンな感じで。2階のプライベートエリアへ。

2階のプライベートマスターエリアは、異なるマテリアルとカラースキームを使用して設計。コントラストが弱くなり、よりアットホームな感じに。

広々としたウォークインクローゼットは、人気のHis and Hersクローゼットスタイルで寝室と一体化で。

バスルームは意外にもオールホワイトのマーブル!

タイの住宅文化をしっかり取り入れながら洗練感溢れるリゾートハウス。熱帯ならではできることも取り入れていて移住も悪くないなと感じさせてくれるツアーでした。